🎯 目標:月5万円の配当=年間60万円を新NISAで非課税で受け取る
新NISAを活用して、毎月5万円=年間60万円の安定した不労所得を得たいと考える方へ。
ここでは、現実的な必要資金と投資戦略を解説します。
💰 まずはゴール設定:必要投資額はどのくらい?
想定利回り(税引きなし) | 必要元本(目安) |
---|---|
2.5%(かなり保守的) | 約2,400万円 |
3.5%(やや保守) | 約1,715万円 |
4.5%(やや攻め) | 約1,333万円 |
📊 モデルポートフォリオ(目標利回り:3.5〜4.5%)
今回は「元本1,500万円で年60万円(月5万円)を狙う」という前提で組みます。
✅ 安定型ポートフォリオ(利回り3.8%想定)
資産区分 | 銘柄例 | 割合 | 想定利回り | 年間配当額 |
---|---|---|---|---|
国内高配当ETF | 【2529】野村高配当70、【1478】iシェアーズ高配当 | 40% | 約3.7% | 約22.2万円 |
米国高配当ETF | 【2567】上場インデックスファンド米国高配当(VYM連動) | 30% | 約3.5% | 約15.8万円 |
国内REIT ETF | 【1343】東証REIT指数連動ETF | 20% | 約4.0% | 約12万円 |
短期債・現金 | eMAXIS債券インデックス等 | 10% | 0〜1% | 0〜1.5万円 |
合計 | 100% | 約3.8% | 約60.5万円 |
✅ 攻め型ポートフォリオ(利回り4.5%想定)
資産区分 | 銘柄例 | 割合 | 想定利回り | 年間配当額 |
---|---|---|---|---|
国内個別株 | 三井住友FG(8316)、キヤノン(7751)、商社株など | 40% | 約4.5% | 約27万円 |
米国高配当ETF | QYLD、JEPI、ARCC(BDC株)など | 30% | 約5.5% | 約24.8万円 |
国内REIT | 日本ビルファンド投資法人、星野リゾートREIT など | 20% | 約4.0% | 約12万円 |
グロース株等 | S&P500インデックス、eMAXIS Slimオルカンなど | 10% | ー | ー |
合計 | 100% | 約4.5% | 約63.8万円 |
💡 毎月の配当収入を安定させるコツ
ETFや個別株の配当は年2回〜4回が基本です。月5万円を安定して得るには以下の工夫も有効:
✔️ 配当月の分散
- 日本株:期末3月、本決算9月が多い
- 米国ETF:HDV、VYMは四半期ごと、QYLDは毎月分配
✔️ 毎月分配型ETFを活用
- 【QYLD】【JEPI】【XYLD】などは毎月配当
- 為替の影響も受けるが、キャッシュフロー重視なら選択肢に
📈 「成長投資枠」で配当も資産形成も両立
新NISAは非課税で分配金も値上がり益も受け取れるので、下記のような使い方も◎:
- 最初の数年は配当再投資
- 元本が育ってから配当モードに切り替え
- 成長株 or オルカンで資産拡大と配当のバランスをとる
✍編集後記:月5万円の不労所得は「手の届く現実」
月5万円あれば、光熱費+スマホ代がまかなえたり、週末の外食費をカバーできたり、生活の安心感が段違いです。
元本はそれなりに必要ですが、NISAの非課税枠をフル活用すれば、かなり再現性のある目標になります。
高配当株投資の魅力は「予測できるリターン」と「精神的安定」です。
焦らず、数年かけて着実に不労所得体制を構築しましょう。
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