「高配当ETFで不労所得がほしい」
「投資初心者だけど、何を選べばいいかわからない」
そんな方のために、2025年現在でも買いやすく、分配金利回りが高めで安定感のある高配当ETFを厳選して5つ紹介します。
✅ 高配当ETFを選ぶときのポイント
高配当ETFを選ぶ際は、以下の点に注目しましょう。
観点 | 解説 |
---|---|
利回り | 年3〜5%以上が目安。ただし高すぎるものは減配リスクも |
分散性 | 業種・地域にしっかり分散されているか |
経費率 | 運用コストが低いほど手取りが増える |
増配傾向 | 安定した分配金が続くかどうか |
🏆 第1位:VYM(米国高配当株ETF)
- 正式名称:Vanguard High Dividend Yield ETF
- 利回り:約3.2%
- 経費率:0.06%
- 銘柄数:約400社
特徴:
バンガード社が提供する超定番ETF。米国の大型・安定企業に分散されており、減配リスクが小さいのが魅力。米国高配当ETFの王道として最初の一歩に最適。
🥈 第2位:HDV(iシェアーズ・コア 米国高配当ETF)
- 利回り:約3.5%
- 経費率:0.08%
- 特徴的な組入れ銘柄:ジョンソン・エンド・ジョンソン、エクソンモービルなど
特徴:
財務健全性が高い銘柄に厳選して投資。ディフェンシブな性格が強く、下落相場に比較的強い。配当利回りもまずまず。
🥉 第3位:SPYD(S&P500高配当株ETF)
- 利回り:約4.8%(時期により5%超)
- 経費率:0.07%
- 銘柄数:約80社
特徴:
S&P500から配当利回り上位80社に均等投資するETF。景気敏感株も多く含まれ、増減がやや大きいが、分配金重視派には人気。
第4位:JEPI(JPモルガン・米国株プレミアムETF)
- 利回り:約7〜10%(毎月分配型)
- 経費率:0.35%
- 特徴:カバードコール戦略による高利回り
特徴:
オプション取引を活用して、超高利回りを狙う毎月分配型ETF。ただし値上がり益は出にくく、価格が横ばいになることも多い。
第5位:1478(iシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回りETF)【東証上場】
- 利回り:約3.4%(日本株)
- 経費率:0.19%
- 構成銘柄:日本の大型株(NTT、三菱商事、JTなど)
特徴:
日本株で高配当を狙いたい人におすすめ。NISA口座でも買いやすく、為替リスクがないのが強み。東証上場なので円でそのまま買える。
✍️ まとめ:利回りだけでなく、リスクも分散しよう
ETF名 | 利回り | 特徴 |
---|---|---|
VYM | 約3.2% | 米国の安定高配当株に分散 |
HDV | 約3.5% | 財務優良企業に集中投資 |
SPYD | 約4.8% | 高配当上位80社に均等投資 |
JEPI | 約7〜10% | 高配当×毎月分配のカバードコール戦略 |
1478 | 約3.4% | 日本株×東証ETF、NISA対応◎ |
高配当ETFは中長期でじっくり育てるタイプの資産です。毎月の分配金を楽しみにしながら、値動きに一喜一憂せず長く保有しましょう。
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