“モノを減らす”と“お金が貯まる”はなぜ連動するのか?|元・浪費家の僕が気づいた本質

こんにちは、ゆとりです。
今でこそある程度の資産を築けるようになりましたが、昔の僕は「なぜかお金が残らない」状態を何年も繰り返していました。

その頃の共通点はただ一つ——部屋がモノで溢れていたこと。
服、雑貨、読みかけの本、使ってない家電……気づけば生活空間も思考も、ごちゃごちゃ。

今回は、「モノを減らすこと」と「お金が貯まること」がどう繋がっているのか、僕自身の経験を交えながら深掘りしていきます。

① モノが多い頃、お金もなぜか貯まらなかった

昔の僕の部屋は「とりあえず捨てない主義」。
・セールで買った服(着ない)
・便利そうなガジェット(使わない)
・いつか読むつもりの本(読まない)

これらが部屋のあちこちに散乱してました。
それでも新しいモノはどんどん欲しくなってしまう。理由は簡単で、「今の状態に満足できていない」からです。

満たされない思いを、買い物で一時的に埋めていたんですね。


② モノを減らすと「自分に必要なもの」がわかる

ある日ふと思い立って、部屋の片付けを始めました。
「使ってないモノを手放すだけ」のつもりが、だんだんと**“取捨選択”の力**が鍛えられていく。

・服は「本当に着るもの」だけでいい
・本は「何度も読み返したいもの」だけでいい
・食器も「よく使う2人分」あれば十分

こうして物理的に空間が整うと、不思議なことに思考もスッキリしていきます。
買い物の判断も、「これは本当に必要か?」と立ち止まる癖がつきました。


③ モノが減ると、支出も自然に減っていく

結果として、浪費が減ります。
たとえば:

  • コンビニでつい買ってた雑貨やお菓子 → 「今の自分に不要」と判断
  • 新作家電 → 「似た機能のものをすでに持ってる」と冷静に見極め
  • ブランド品 → 「見栄のため」と気づき、欲しくなくなる

つまり、「買わない選択肢」が増えたんです。
これだけで、月に2〜3万円は無駄な支出が減った実感があります。


④ モノを減らすことで“お金に強くなる思考”が育つ

ミニマルな暮らしは、結果的に「資産形成」に直結します。
なぜなら:

  • モノを減らす=浪費を減らす
  • 浪費が減る=支出が減る
  • 支出が減る=貯蓄・投資に回せる

このシンプルな流れが、毎月当たり前のようにお金が貯まる体質を作ってくれました。

さらに、部屋が片付くと自炊も捗り、外食が減る→健康になる→医療費も減る…と、いい循環が加速。


⑤ まとめ|「片付けは、最高のマネーリテラシー」

お金が貯まらないと悩んでいた僕にとって、「モノを減らす」は思いがけない突破口でした。

ただ整理整頓するだけではなく、
・自分にとって本当に大切なものを見極め
・余計な欲を手放し
・お金の使い方に芯が通るようになる

——これって、まさにお金の基礎体力なんですよね。

もし、なかなかお金が貯まらない…と感じているなら、まずは「引き出しひとつ」からでも片付けてみてください。
部屋と一緒に、きっとお金との付き合い方も変わり始めるはずです。

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