新NISA制度が始まってから、多くの投資家がどの銘柄に投資すべきか迷っています。この記事では、2025年7月時点のSBI証券における新NISAの積立設定金額ランキングと、各ファンドの直近5年間のリターンを比較しながら紹介します。初めての方でもわかりやすく、実際の投資判断の参考になる情報をまとめました。
🔥 積立額ランキングTOP5(2025年7月/SBI証券)
順位 | ファンド名 | 月間積立設定額目安 | 種類 | 信託報酬(概算) |
---|---|---|---|---|
1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 約2.9万円 | 全世界株式 | 年0.05775%程度 |
2位 | iFreeNEXT FANG+ インデックス | 約7.8万円 | 米国ハイテク株(10銘柄) | 年0.782%程度 |
3位 | SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) | 約1.8万円 | コモディティ(貴金属) | 年0.264%程度 |
4位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約3.5万円 | 米国株式 | 年0.09372%程度 |
5位 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 約1.9万円 | 新興国株式 | 年0.187%程度 |
📊 直近5年リターン比較(2020年〜2025年)
※年率換算の概算、2025年7月時点データをもとに参考値を記載。
ファンド名 | 年平均リターン(5年) | 備考 |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 約11.2% | 長期的に安定成長。米国が6〜7割を占める構成。 |
iFreeNEXT FANG+ | 約17.5% | 変動は大きいが、ここ5年で高成長。AI・クラウド需要が追い風。 |
SBIゴールドファンド | 約7.0% | 金価格上昇の影響。景気不安時に強い。 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 約13.8% | 米国経済の堅調さを反映。長期的に高パフォーマンス。 |
eMAXIS Slim 新興国株式 | 約4.6% | リスク高めで国ごとにムラがある。通貨リスクも影響。 |
💡 どんな人にどのファンドが向いている?
- 全世界株式(オルカン):迷ったらこれ。リスク分散重視で安定志向の人向け。
- FANG+:リスクを取ってリターンを狙いたい上級者・ハイテク好き向け。
- ゴールドファンド:株とは違う値動きでリスクヘッジをしたい人向け。
- S&P500:米国に成長を信じるなら王道。王道のインデックス投資。
- 新興国株式:長期で成長を信じられるならアリ。中リスク中リターン。
🔚 まとめ
新NISAでは、年間最大360万円の非課税投資枠が使えます。上位の人気ファンドは、いずれも低コストで長期的な成長が期待されるものばかり。自分のリスク許容度や投資スタイルに合わせて、これらのファンドをうまく組み合わせてポートフォリオを構築することが大切です。
引き続き、最新情報や運用成績をチェックしながら、自分なりの資産形成スタイルを確立していきましょう。
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