昔の自分は、「とにかく貯金しておけば安心」と思っていました。
無駄遣いを減らして、毎月少しずつ口座残高が増えていく。
それだけで“ちゃんとしている感”があったんですよね。
実際、日本では「貯金は正義」という価値観がかなり強いと思います。
親世代からも「投資は危ない」「堅実に貯めなさい」と言われて育った人も多いはずです。
もちろん、生活防衛資金は大事です。
いきなり全額投資しろ、なんて話ではありません。
でも最近、円安160円というニュースを見るたびに思うんです。
「あれ、現金だけ持ってる人って、実はかなり厳しくないか…?」と。
昔は100円ちょっとで買えた海外の商品やサービスが、今では1.5倍近い感覚。
iPhoneも高い。海外旅行も高い。
輸入食品も、ガソリンも、電気代もじわじわ上がっている。
つまり、“日本円の価値そのもの”が弱くなっているんですよね。
貯金額は減っていない。
通帳の数字もそのまま。
でも、買えるものは減っている。
これってかなり怖いことだと思っています。
例えば、銀行預金の金利。
今の普通預金って、年0.001〜0.2%程度がほとんどです。
100万円を銀行に預けても、1年間で増えるのは数十円〜数千円レベル。
一方で、全世界株式やS&P500のようなインデックス投資は、過去20〜30年レベルで見ると平均年利はおおよそ5〜9%前後と言われています。
仮に毎月3万円を20年間積み立てた場合、
・年利0.1%(ほぼ貯金)
→ 約720万円
・年利5%
→ 約1,230万円前後
・年利7%
→ 約1,560万円前後
差は数百万円レベルになります。
さらに恐ろしいのは、“インフレ”です。
もし物価が年2%ずつ上がると、
今の100万円の価値は、20年後には実質約67万円程度の価値になります。
つまり、
「100万円持っている」のではなく、
「昔の67万円くらいの買い物しかできない」
ということ。
これ、かなり大きいですよね。
僕自身、昔は投資に対してかなり慎重でした。
というより、「損したくない」が強かった。
でも数年前から少しずつ考え方が変わりました。
きっかけは、新NISAやインデックス投資を調べ始めたこと。
そこで初めて、「現金を持つことにもリスクがある」と知ったんです。
投資って、“お金を増やすため”だけじゃなく、
“お金の価値を守るため”でもあるんだなと。
もちろん、投資に絶対はありません。
短期では下がることもあるし、不安になる場面もあります。
でも、長期で見ると、
「何もしないリスク」
の方が大きくなってきている気がしています。
最近は、
「貯金だけしてれば安心」というより、
・現金
・投資
・副業
・スキル
・発信
みたいに、“逃げ道を複数作る人”が強い時代になってきた気がしています。
会社だけに依存しない。
日本円だけに依存しない。
ひとつの価値観だけに依存しない。
そういう人ほど、これからの不安定な時代をうまく生きていけるのかもしれません。
僕自身もまだまだ勉強中です。
正解なんて分からない。
でも少なくとも、「昔の常識だけでは危ない」という感覚は年々強くなっています。
だから最近は、
“貯金だけで安心していた頃”よりも、
少しずつでも学びながら動いている今の方が、不思議と安心感があります。
将来の不安をゼロにすることはできない。
でも、「自分で考えて行動している」という感覚は、想像以上に心を軽くしてくれる気がします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最近は、お金・働き方・FIRE・資産形成について、実体験ベースでKindleにもまとめています。
同じように将来への不安や働き方について考えている方の参考になれば嬉しいです。


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