“やりたい仕事”より、“辞めたくならない仕事”が大事だと思う

昔の僕は、「やりたい仕事を見つけられた人が勝ち組なんだろうな」と思っていた。

好きなことを仕事にして、毎日充実していて、
朝起きるのも苦じゃなくて、
仕事が楽しくて仕方ない。

そんな生き方に、どこか憧れがあった。

でも、30代になって10年以上会社員を続けてきて、
最近は少し考え方が変わってきた。

今の僕は、

“やりたい仕事”より、
“辞めたくならない仕事”の方が大事なんじゃないか。

そう思っている。


「好き」だけでは続かない現実

実際、世の中には“好き”を仕事にして苦しくなっている人も多い。

例えば、昔からゲームが好きだった人がゲーム会社に入って、
納期と残業に追われてゲーム自体が嫌いになる。

絵が好きだった人が、
クライアント修正に追われて描くことが苦痛になる。

「好き」は、仕事になると義務になる。

そして義務になった瞬間、
純粋な楽しさは少しずつ削られていく。

もちろん、本当に天職に出会える人もいると思う。

でも、それは一部だと思う。


辞めたくならない仕事には特徴がある

僕自身、特別「この仕事が大好き!」という感覚で働いてきたわけではない。

でも、長く続けられている。

それはたぶん、

  • 人間関係が極端に悪くない
  • 給料が毎月安定して入る
  • 理不尽が少ない
  • 心身を壊すレベルではない
  • 休みの日に仕事を引きずりすぎない

こういう要素が揃っているからだと思う。

逆に言えば、
どれだけ年収が高くても、
毎朝「会社行きたくない」が続くなら、
それはかなり危険だと思う。


日本人の約6割は仕事にストレスを感じている

厚生労働省の調査では、
仕事に強いストレスを感じている人は50〜60%を超えている。

つまり、
“普通に働く”だけでも、実はかなり大変。

さらに日本の平均年収は約460万円前後と言われている。

でも現実には、

  • 物価上昇
  • 社会保険料増加
  • 税負担増
  • 円安

などで、生活の余裕は昔より減っている。

だから最近は、

「やりがい」より、
“消耗しすぎない働き方”

を重視する人が増えている気がする。

いわゆる“静かな退職”という言葉が流行るのも、
少し分かる。


「向いてる仕事」は、意外と地味だったりする

若い頃は、
「情熱を燃やせる仕事」を探していた。

でも年齢を重ねると、

  • 無理なく続けられる
  • メンタルが削られない
  • 生活が安定する
  • 人間関係で病まない

こういうことの重要性が分かってくる。

実際、僕も昔は
「もっと刺激がある仕事の方がいいのかな」
と思った時期もあった。

でも、
コロナ禍で投資がマイナス200万円近くになった時、
精神的にかなりキツかった。

そんな時でも、
毎月安定収入が入る会社員という土台には助けられた。

結局、“安定”はかなり強い。

だから今は、
仕事に「最高の楽しさ」を求めるより、

“長く続けても壊れないか”

を重視するようになった。


逃げ道があるだけで、人はかなり楽になる

最近つくづく思う。

会社だけに人生を依存すると苦しくなる。

だから僕は、

  • 投資
  • 高配当株
  • ブログ
  • 副収入

みたいな“逃げ道”を少しずつ作っている。

別に今すぐ会社を辞めたいわけじゃない。

でも、
「いつでも辞められる」という感覚は、
メンタルをかなり安定させる。

これは実際に感じている。


最後に

もちろん、
“やりたい仕事”を見つけられるなら素晴らしい。

でも現実には、

「嫌すぎて続かない」
「心を壊す」
「人生全部が仕事になる」

こういう働き方も少なくない。

だから僕は、

“毎日ギリギリ耐える仕事”より、
“10年後も続けられる仕事”

の方が大事だと思っている。

人生は長い。

短距離走じゃなく、
結局は長距離戦なんだと思う。


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