電気・ガス代を下げるために試したこと|年1.8万円減った内訳と、効果が薄かった施策

光熱費を下げたいと思ったきっかけ

去年の冬、ガス代の請求が1万円を超えた月がありました。暖房をつけっぱなしにしていたわけでもなく、いつも通り過ごしていただけなのに、明細を見て「これ、何もしなかったら毎年こうなるのか」と焦りました。

そこから約1年、電気・ガス代を削る方法を片っ端から試してみた結果、年間で1.8万円ほど減りました。ただ、やってみて効果があったものと、思ったより変わらなかったものがはっきり分かれたので、その内訳を整理しておこうと思います。

効果があった施策と、実際の削減額

① 電力会社の切り替え(年間 -約8,000円)

最初にやったのは、電力会社の乗り換えです。これまで大手電力会社を使っていましたが、価格比較サイトで調べて新電力に変更しました。

変更後の明細を見ると、月あたり600〜700円ほど安くなっていて、年間で約8,000円の削減になりました。工事も立ち会いも不要で、申し込みから切り替えまで1か月程度。手間がほぼなかったのに、削減額がいちばん大きかったのはこれです。

ただし、料金プランは世帯人数や生活時間帯によって変わるので、自分の使用量をもとにシミュレーションしたほうが確実です。私の場合は一人暮らしで夜型だったので、夜間料金が安いプランを選びました。

② ガス会社の見直し(年間 -約6,000円)

次に見直したのがガス会社です。私の住んでいる地域は都市ガスですが、都市ガスも自由化されているため、複数の会社から選べます。

料金表を比較してみると、基本料金と従量単価の組み合わせで月500円ほど差が出ることがわかりました。切り替え自体はオンラインで完結し、年間で約6,000円の削減になりました。

プロパンガスの場合はさらに料金差が大きいこともあるため、一度比較してみる価値はあると思います。

③ エアコンの設定温度を1度変えた(年間 -約4,000円)

夏のエアコンを28度から27度に、冬の暖房を22度から21度にしました。体感では「少し我慢している」感じはありましたが、慣れると気にならなくなりました。

電気代の明細を見比べると、月300〜400円ほどの差が出ていて、年間では約4,000円の削減になりました。設定温度を1度変えるだけでこの差が出るのは、正直予想以上でした。

やってみたけど、効果が薄かった施策

コンセントをこまめに抜く → ほぼ変わらず

待機電力を減らそうと、使っていない家電のコンセントをこまめに抜くようにしました。テレビ、電子レンジ、炊飯器など。

ただ、3か月続けても電気代に目立った変化は見られませんでした。資源エネルギー庁の資料によると、待機電力は家庭の消費電力の約5%程度とされており、削減額としては月100円に満たないケースがほとんどです。手間のわりに効果が薄く、途中でやめました。

節水シャワーヘッドの導入 → ガス代はほぼ変わらず

水道代とガス代を減らせると聞いて、節水シャワーヘッドを購入しました(約3,000円)。

水道代は月100円ほど減りましたが、ガス代はほとんど変わりませんでした。もともとシャワー時間が短かったこともあり、削減効果を実感できませんでした。長風呂の人には効果があるかもしれませんが、私の場合は投資額を回収するまでに2年以上かかる計算です。

結局、何から手をつけるのが現実的か

1年試してみて感じたのは、「契約を変える施策」のほうが、「行動を変える施策」よりも効果が大きく、続けやすいということです。

電力会社やガス会社の切り替えは、最初に手続きをすれば、あとは何もしなくても削減効果が続きます。一方で、こまめにコンセントを抜く、電気をこまめに消すといった行動ベースの節約は、継続するのに意志が必要で、削減額も小さいケースが多かったです。

私の場合は、契約見直しだけで年1.4万円ほど削減できたので、まずはそこから始めるのが効率的だと思います。その後、余裕があればエアコンの設定温度など、負担の少ない習慣を1つ2つ加えていく流れが無理なく続けられました。

光熱費の削減は、一度見直せば効果が続く

電気・ガス代を下げる方法は、ネットで調べるとたくさん出てきます。ただ、実際にやってみると効果にかなり差があるのも事実です。

私の場合は、年1.8万円の削減という結果でしたが、家族構成や生活スタイル、住んでいる地域によって効果は変わります。それでも、一度契約を見直せば、あとは何もしなくても削減が続くという点は共通しています。

光熱費は毎月かかる固定費なので、見直しのタイミングは早いほうが積み重なる削減額も大きくなります。まずは契約内容を確認するところから始めてみるのが、いちばん手軽で効果も見えやすいと思います。

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