AI時代、これから「価値が上がるもの・下がるもの」は何か

結論から言うと、これからの世界では「知識を持っていること」だけでは大きな価値になりにくくなり、人を楽しませる力・感情を動かす力・AIを使って何かを生み出す力の価値が上がっていくと思う。

僕はこれから10年、20年で、今までとは少し違う経済がやってくると考えている。

その中心にあるのが、やっぱりAIだ。

「仕事がなくなる」というより、仕事の中身が変わる

AIによって、いきなり全員の仕事がなくなるとは思っていない。

実際、ILOの分析でも、生成AIの影響を受ける仕事の多くは「完全に消滅する」というより、仕事の一部がAIによって補助・自動化される可能性が高いとされている。

例えば、

  • データ入力
  • 議事録作成
  • 定型的な資料作成
  • 単純な問い合わせ対応
  • 定型的な文章作成
  • 一部の経理・事務作業

こうした仕事は、今後さらにAIに置き換えられていくと思う。

つまり、

「人間が仕事をする」から「AIに仕事をさせ、人間が判断する」

という形に変わっていく。

そのとき、一番苦しくなるのは誰なのか

僕が少し怖いと思っているのは、AIそのものよりも格差が広がることだ。

AIを使って仕事を10倍速くできる人と、AIに仕事を奪われる人。

AIを使って一人で会社のような仕事ができる人と、AIによって単価が下がる人。

この差が大きくなる可能性がある。

実際、PwCの2026年の分析では、AIによって専門性がさらに高まる仕事では雇用や賃金の伸びが強くなる一方、AIによって誰でもできるようになる仕事との間で二極化が進んでいるとされている。

つまり、

「AIを使えるかどうか」だけではなく、「AIによって自分の価値を何倍にできるか」

が重要になってくる。

そして、僕が注目しているのが「エンタメ」

ここからは僕自身の未来予想になる。

AIによって、情報を作るコストはどんどん下がっていく。

文章を書く。

画像を作る。

動画を作る。

音楽を作る。

ゲームを作る。

これまで何人もの人間と何百万円もの予算が必要だったものが、AIによって少人数でも作れるようになる。

すると、逆に価値が上がるのが、

「何を作るか」

になると思う。

AIは大量にコンテンツを作れる。

でも、

「なぜかこの人の動画を見てしまう」

「このゲームは何時間でもやってしまう」

「このキャラクターが好き」

「この作品を見ると感情が動く」

という部分は、単純な生産能力だけでは決まらない。

だから僕は、これから世界的に、

ゲーム、映画、アニメ、音楽、スポーツ、動画、ライブ、キャラクター、SNSなどのエンタメ産業がさらに重要になる

と考えている。

実際、2026年のCreator Economyに関する調査でも、AIによってコンテンツの制作・拡散が加速する一方で、人間の創造性そのものがより価値を持つという傾向が示されている。

「知識」より「体験」が価値になる

昔は、

「知っている人」

が強かった。

分からないことがあれば、その人に聞く。

情報を持っていること自体が価値だった。

でも、ChatGPTのようなAIに質問すれば、かなりの情報をすぐに手に入れられる。

そうなると、

「知っているだけ」では差別化しにくくなる。

僕はここが大きな変化だと思っている。

これから価値が高まるのは、

知識+経験+発信力+人間性

ではないかと思う。

同じ投資の知識を持っていても、

「本で勉強しただけの人」

と、

「実際に投資して、失敗して、考えて、それを自分の言葉で伝えられる人」

では、後者の方が価値を持ちやすい。

逆に「普通の仕事」は厳しくなるかもしれない

僕が個人的に危機感を持っているのは、

「言われたことを正確にやる」

だけでは、今後の市場価値を維持するのが難しくなることだ。

会社から指示された仕事をする。

決められた資料を作る。

決められた手順で処理する。

こうした仕事はAIが得意だからだ。

だからこれからは、

「何をすべきかを考える人」

の価値が上がると思う。

WEFの「Future of Jobs Report 2025」でも、AI・ビッグデータなどの技術スキルだけでなく、創造的思考や柔軟性などの人間的スキルが重要になるとされている。

そして、資産を持つ人はさらに有利になる可能性がある

ここは投資をしている僕が特に注目しているところ。

AIによって企業の生産性が上がれば、企業の利益が増える可能性がある。

一方で、AIによって人間の労働時間が減れば、

「働いて得る収入」

だけに依存することのリスクも高まる。

そう考えると、

労働収入+資産収入

という形を作る意味は、これまで以上に大きくなるかもしれない。

株式、不動産、事業、コンテンツなど、

「自分が寝ている間にも価値を生み出すもの」

を持っている人と、労働収入だけに頼る人。

この差が広がる可能性はあると思う。

だから「AIに仕事を奪われない人」より「AIで遊べる人」になりたい

僕がこれから意識したいのは、

AIと競争しないこと。

AIより速く文章を書く。

AIより大量に情報を処理する。

AIより正確に計算する。

そんな勝負をしても、おそらく勝てない。

それなら、

AIを使って、自分がやりたいことを実現する。

ブログを書く。

本を作る。

投資について考える。

新しいサービスを作る。

面白いコンテンツを作る。

そういう方向に時間を使った方がいい。

これからの格差は「持っているもの」で決まる

これからの格差は、

お金を持っているか

だけではなく、

AIを使えるか、発信できるか、創造できるか、そして資産を持っているか

によって、さらに広がる可能性があると思う。

一方で、AIは個人にも大きなチャンスを与えてくれる。

昔なら会社に所属しなければできなかったことが、一人でもできるようになるからだ。

だから僕は、AI時代を単純に悲観してはいない。

むしろ、

「個人が小さな会社になる時代」

が来るのではないかと思っている。

AIを使って、

一人で文章を書き、

一人で動画を作り、

一人で商品を作り、

一人で世界中に販売する。

そんな働き方が当たり前になるかもしれない。

まとめ

僕が予想するこれからの世界は、

「作業する人」から「AIを使って作る人」へ。

そして、

「知識を持っている人」から「知識を使って価値を生み出す人」へ。

さらに、

「モノを所有する経済」から「体験・感情・エンタメを消費する経済」へ。

そんな変化が進んでいくと思う。

AIによって、世の中の生産能力はこれまで以上に高くなる。

だからこそ、人間にしか作れないもの――

「面白い」「楽しい」「感動する」「応援したい」

といった感情の価値が、むしろ高くなるのではないか。

僕はこれからの時代、

AIに仕事を奪われないこと

だけを目標にするより、

AIを使って、自分にしかできないことを増やすこと

を目指したい。

そして、働くことだけに人生を依存しないために、資産も少しずつ作っていく。

これが僕が考える、AI時代の「ゆるく強い生き方」なのかもしれない。

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