固定費を見直して年20万円浮いた話|削ったのは通信費と保険だけじゃなかった

固定費削減で浮いたのは、年間21万円でした

32歳のとき、家計を整理しようと思って固定費を見直しました。結果として年間21万円ほど支出が減り、その分を投資に回せるようになりました。

削減できた内訳は、通信費が年4万円、保険が年7万円、サブスクが年3万円、ジムが年6万円、それ以外の細かいものが年1万円ほどです。削ったのは「使っていないもの」ではなく、「使ってはいるけれど、別のやり方で代替できるもの」が中心でした。

今回は、その中で優先順位の付け方と、削ってよかったもの・削らなくてよかったものをまとめておきます。

最初に削ったのは「契約したまま放置していたもの」

固定費削減でよく言われるのが通信費と保険ですが、私が最初に手をつけたのはサブスクと会員費でした。

動画配信サービスを2つ契約していましたが、片方はここ半年開いていませんでした。それだけで月980円、年間1万円ほどです。ジムも月会費6,600円を払っていましたが、実際に行ったのは年に数回。年間で約8万円払っていたことになります。

これらは「使わなくなったら解約しよう」と思いつつ、引き落としが続いていたものでした。削減というより、止め忘れていた出費を止めただけとも言えます。

通信費は格安SIMへの切り替えで年4万円減

次に見直したのが通信費です。大手キャリアで月7,000円ほど払っていたスマホ代を、格安SIMに変更しました。月3,000円ほどになり、年間で約4万円の削減になりました。

通信速度が少し遅くなる時間帯もありますが、日常で困ることはほぼありません。キャリアメールが使えなくなる点だけ注意が必要でしたが、フリーメールに切り替えておけば問題ありませんでした。

保険は「掛け捨て+貯蓄」に分けたら年7万円減った

固定費削減で一番効果が大きかったのは保険でした。

以前は終身保険に入っていて、月2万円ほど払っていました。「貯蓄型だから損はしない」と言われて契約したものでしたが、内訳を確認すると、保障部分と貯蓄部分が混ざっていて、利回りはほぼゼロに近い状態でした。

これを掛け捨ての定期保険(月5,000円)に切り替え、浮いた分を自分で貯蓄・投資に回すようにしました。年間で約18万円の支払いが減り、そのうち約7万円を生活防衛資金として貯金、残りを投資に回しています。

保険の見直しは「今の保障が本当に必要か」を考える作業でもありました。独身で扶養家族がいない場合、高額な死亡保障は必要ないかもしれません。逆に医療費は高額療養費制度があるため、貯蓄で備えられる範囲なら医療保険も最小限で済む場合があります。

削らなくてよかったもの:本代とコーヒー代

一方で、削らなくてよかったと思っているのは、本代とコーヒー代です。

本は月に2〜3冊買っていますが、これは知識への投資だと割り切っています。コーヒーは朝にコンビニで買うことが多く、月に3,000円ほどかかっていますが、これは自分にとって日常のリズムをつくる大事な習慣でした。

削れるかどうかではなく、「削ったときに生活の質が下がるかどうか」で判断するようにしています。固定費削減は我慢大会ではなく、無駄を減らして必要なところに回すための整理だと思っています。

固定費削減の優先順位は「金額×手間」で決める

固定費を削るとき、私は「削減できる金額」と「手続きの手間」を掛け合わせて優先順位をつけました。

たとえば保険の見直しは手間がかかりますが、削減額が大きいため優先度は高くなります。逆にサブスクの解約は削減額は小さいですが、手続きが簡単なので最初に手をつけやすい項目です。

通信費は中間で、切り替えに少し時間がかかりますが、年間4万円以上の効果があるため、早めに対応する価値があります。電気やガスも同様に、比較サイトを使えば30分ほどで見直せるため、コストパフォーマンスは高いと感じました。

年1回、固定費を並べて確認する習慣

固定費は一度削減すれば効果が続くため、最初に手をつけるメリットは大きいです。ただし、新しいサービスを契約したり、引っ越しや転職で状況が変わったりすると、また無駄が増えていることがあります。

私は年に1回、クレジットカードの明細を見て、定期引き落としの項目を確認するようにしています。使っていないものがないか、料金が上がっていないか、代替手段がないかをチェックするだけでも、固定費の膨張を防げます。

固定費削減は、暮らしを軽くする作業だった

固定費を削った結果、年間21万円が浮きました。これは月に換算すると約1万7,000円です。

この金額を投資に回せるようになったことも大きいですが、それ以上に「使っていないものにお金を払い続けている」という状態から抜け出せたことが、精神的に楽になりました。

固定費削減は、節約というよりも、自分の生活を見直して整理する作業に近いと感じています。削ること自体が目的ではなく、必要なものにお金を使えるようにするための手段です。人によって削るべきものは違いますが、一度全体を並べて確認してみると、意外なところに無駄が見つかるかもしれません。

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