結論
これからの時代は、「ただ貯金していれば安心」という時代でも、「とりあえず投資しておけば大丈夫」という時代でもありません。
金利が上がることで、お金の置き場所によって差が生まれる時代になります。
預金を活用できる人は恩恵を受ける一方で、住宅ローンや借金を抱える人は負担が増える。
そして投資家にとっては、これまで以上に資産配分が重要になると感じています。
私は42歳での早期退職を目指していますが、最近は「資産を増やすこと」だけでなく、「守ること」も意識するようになりました。
金利上昇は、私たちのお金との向き合い方を変える大きな転換点かもしれません。
日本人は長く「金利のない世界」に生きてきた
私が社会人になった頃から、普通預金の金利はほぼゼロでした。
100万円を銀行に預けても、1年間でもらえる利息は数十円。
正直、金利を気にしたことがありませんでした。
しかし最近は状況が変わりつつあります。
例えば普通預金金利が0.2%になれば、
100万円で年間2,000円
500万円で年間10,000円
1,000万円で年間20,000円
何もしなくても受け取れる金額が増えていきます。
もちろん大金ではありません。
それでも「預金にも価値が戻ってきた」というのは大きな変化です。
住宅ローンを抱える人には逆風
一方で、金利上昇が痛手になる人もいます。
それが住宅ローン利用者です。
例えば4,000万円を35年ローンで借りている場合、
金利が0.5%上昇するだけで、総返済額は数百万円単位で増えることがあります。
固定金利なら影響は限定的ですが、変動金利を利用している人は今後の動向を注視する必要があります。
家は人生最大の買い物。
だからこそ、金利上昇は家計に大きな影響を与えます。
投資家にとっては追い風なのか逆風なのか
投資をしていると、
「金利上昇は株価にマイナス」
という話をよく聞きます。
確かに短期的にはそうなることがあります。
企業の借入コストが上がり、将来利益の価値が下がるからです。
しかし長期で考えると話は別です。
私はオルカンや高配当株を中心に投資していますが、本質的には企業の利益成長が続く限り、資産価値も伸びると考えています。
実際、過去を振り返ると金利がある時代でも株式市場は成長してきました。
だから私は金利上昇だけを理由に投資をやめるつもりはありません。
むしろ積立投資を継続することが大切だと思っています。
FIREを目指す人が意識したいこと
FIREを目指していると、
「資産をいくら作るか」
ばかりに目が向きがちです。
しかし金利上昇局面では、
・現金
・債券
・高配当株
・投資信託
これらのバランスも重要になります。
例えば資産3,000万円を保有している場合、
現金比率を10%変えるだけで300万円の違いになります。
市場暴落時に買い向かえる余力があるかどうかは、その現金によって決まることもあります。
私自身、以前はほぼフルインベストメント志向でした。
でも最近は「少しキャッシュを持つ安心感」も悪くないと感じています。
お金の価値を守る時代へ
ここ数年で感じるのは、インフレの恐ろしさです。
昔はハンバーガーが59円。
牛丼が280円前後。
それが今では数倍になっています。
仮に年間2%のインフレが続けば、35年後にはお金の価値は約半分になります。
つまり、
貯金だけでは資産を守れない。
かといって投資だけでも不安。
そんな時代です。
だからこそ、
・生活防衛資金を持つ
・投資を続ける
・無駄な借金を避ける
この基本がますます重要になると思います。
まとめ
金利上昇は決して悪いニュースだけではありません。
預金には追い風。
借入には逆風。
投資家には新しい判断が求められる。
私たちは長い間「金利ゼロの世界」で生きてきました。
だから変化に戸惑うのも当然です。
でも大切なのは、ニュースに振り回されることではなく、自分のお金の置き場所を考えること。
資産形成もFIREも、一発逆転ではありません。
小さな判断を積み重ねた先にあります。
これからも私は焦らず、積立投資を続けながら、お金を増やすだけでなく守ることも意識していこうと思います。
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