FIREしたい人ほど会社を辞めてはいけない理由

結論:FIREを目指すなら、まずは会社を最大限活用した方がいい

FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉を聞くと、

「早く会社を辞めたい」
「自由になりたい」
「満員電車から解放されたい」

そんなイメージを持つ人も多いと思います。

私も資産形成を始めた頃は同じでした。

毎日の通勤、終わらない仕事、理不尽な人間関係。

「お金さえあれば今すぐ辞めたい」

そう思ったこともあります。

しかし資産形成を続けてきた今、考え方は大きく変わりました。

むしろ、

FIREしたい人ほど、簡単に会社を辞めてはいけない。

そう思っています。

FIREの最大の武器は「会社員」という属性

資産形成の基本は、

収入-支出=投資資金

です。

当たり前ですが、投資資金がなければ資産は増えません。

例えば、

手取り30万円
生活費20万円

なら毎月10万円投資できます。

年間120万円。

利回り5%で20年間積み立てると約4,100万円になります。

一方で会社を辞めて収入が不安定になるとどうでしょう。

投資どころか生活費を稼ぐことが優先になります。

FIREを目指していたはずが、生きるために働く状態に逆戻りです。

皮肉ですが、

FIREを実現するためには、会社員という安定収入が最強の武器になります。

本当に辛いなら転職でいい

よく勘違いされますが、

会社を辞めることと、
今の会社を辞めることは違います。

ブラック企業なら我慢する必要はありません。

上司が合わないなら環境を変えればいい。

転職市場を見ると、30代・40代でも転職は珍しくありません。

FIREを目指しているからこそ、

「辞める」ではなく
「より良い条件へ移動する」

という考え方も大切です。

FIRE後に気付く人が多いこと

実は多くの人が勘違いしています。

本当に嫌なのは仕事ではなく、

・理不尽な上司
・長時間労働
・人間関係
・満員電車

だったりします。

仕事そのものが嫌いな人は意外と少ない。

だから資産が増えてくると、

「別に今すぐ辞めなくてもいいかな」

という感覚になります。

私自身も以前はFIREがゴールだと思っていました。

でも最近は違います。

会社を辞めることより、

辞めても困らない状態になること

の方が大事だと思っています。

選択肢がある人は強い

例えば資産5,000万円。

配当や運用益で年間150〜200万円程度の収入が見込めるかもしれません。

生活費の一部をカバーできます。

すると会社に対する見え方が変わります。

嫌な仕事を無理に引き受けなくてもいい。

理不尽な要求に過剰に怯えなくていい。

転職も選べる。

独立も選べる。

副業も挑戦できる。

選択肢が増えるのです。

お金の本当の価値はここにあります。

高級車を買うためではありません。

人生の選択肢を増やすためです。

FIREは「辞めること」が目的ではない

FIREという言葉だけを見ると、

早期退職が目的のように聞こえます。

しかし本質は違います。

本当の目的は、

自分の人生を自分で選べる状態になること。

私は42歳での早期退職を一つの目標にしています。

でもそれは会社が嫌だからではありません。

辞めてもいいし、
続けてもいい。

その選択権を持ちたいからです。

選択権がある人生は強い。

逆に、お金がなくて働かざるを得ない人生は苦しい。

だから私は今日も会社員として働きながら資産形成を続けています。

まとめ

FIREしたい人ほど会社を辞めてはいけない。

なぜなら会社員は、

・安定収入がある
・社会保険がある
・信用力が高い
・投資資金を作りやすい

という最強の属性だからです。

目指すべきは、

「今すぐ会社を辞めること」

ではなく、

「いつでも辞められる状態になること」。

その状態になった時、不思議と会社への見え方も変わるかもしれません。

人生は長い。

焦らず、でも着実に。

資産形成を続けていきたいと思います。

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