結論から言うと、地方移住は「生活コストが下がる魔法」ではありません。
私は将来的に会社を早期退職し、もう少しゆったり暮らせる場所に住みたいと考えています。実際、地方移住について調べたこともあります。
家賃が安い。
自然が多い。
満員電車がない。
SNSやYouTubeを見ると、とても魅力的に見えます。
しかし調べれば調べるほど、「地方移住=幸せ」と単純には言えないことに気付きました。
今日は、地方移住に憧れる人が意外と見落としがちな現実について書いてみます。
家賃は安い。でも車が必要になる
まず最初に気付くのがこれです。
東京近郊で家賃8万円の人が、地方へ移住して家賃4万円になる。
一見すると毎月4万円の節約です。
年間48万円。
10年で480万円。
かなり大きい金額です。
ところが地方では車が必須になるケースが少なくありません。
車両代
ガソリン代
保険代
税金
車検代
月平均で考えると2〜3万円程度かかることも珍しくありません。
家賃が安くなっても、その分が車に消えてしまうことがあります。
買い物や病院が意外と遠い
都会では徒歩10分圏内に、
・スーパー
・ドラッグストア
・病院
・コンビニ
が揃っていることも珍しくありません。
しかし地方では、
「スーパーまで車で15分」
「総合病院まで30分」
というケースもあります。
若いうちは気にならなくても、年齢を重ねると話は別です。
老後を考えるなら、
家賃よりも生活インフラ
の方が重要になるかもしれません。
人間関係は近くなる
地方の魅力として、
人との繋がり
が挙げられることがあります。
確かに温かい面もあります。
しかし裏を返せば、
適度な距離感が保ちにくい
ということでもあります。
都会では隣人の名前を知らなくても普通です。
地方では地域活動や自治会への参加が求められることもあります。
人付き合いが好きな人にはメリットですが、一人の時間を大切にしたい人には負担になる場合もあります。
仕事の選択肢は減る
私が特に気になるのはここです。
会社員をしていると、
「今の会社を辞めても次がある」
という安心感があります。
しかし地方では求人そのものが少なくなります。
リモートワークなら問題ありません。
ただし転職市場という意味では、東京や首都圏が圧倒的に有利です。
だから私は、
完全な地方移住よりも
「東京に隣接する県」
くらいがちょうど良いのではないかと考えています。
都会のメリットも残しながら、生活コストも抑えられるからです。
本当に大切なのは場所ではない
ここまで読むと地方移住を否定しているように聞こえるかもしれません。
でもそうではありません。
私が思うのは、
幸せを決めるのは住所ではない
ということです。
家賃が安くても不満だらけなら意味がありません。
逆に都会でも、
好きな仕事がある
気の合う人がいる
趣味がある
なら十分幸せです。
地方移住は手段であって目的ではない。
ここを間違えると、
「思っていたのと違った」
になりやすい気がします。
まとめ
地方移住に憧れる気持ちはよく分かります。
私も将来的には、今より自然が多くて落ち着いた場所に住みたいと思っています。
ただ、
・車の維持費
・生活インフラ
・人間関係
・仕事の選択肢
このあたりは事前に考えておいた方が良いでしょう。
移住してから後悔するより、
まずは数日〜数週間のお試し移住をしてみる。
それが一番確実だと思います。
住む場所を変えるだけで人生が変わるわけではありません。
でも、自分に合った場所を見つけられれば、人生は少し豊かになる。
私はそう思っています。
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